TOP塾長ブログ生まれ変わっても、やっぱり今の仕事をしているかもしれません

2013年05月20日 月曜日 生まれ変わっても、やっぱり今の仕事をしているかもしれません     ( 塾長ブログ )

私が横浜の大手電気メーカーを退職して、今の仕事を始めてもう20年以上が経った。が、まだまだである。奥が深い。この仕事はサービス業の極みである、と誰かが言った。私もそう思う。何でも出来なければダメ、とも誰かが言った。私は何でも出来るわけはないが、学生時代から何でもやった。とりわけ、勉強でも遊びでもあまり友人たちに負けた記憶がない。ただ、塾の仕事はそんなに簡単ではない。だから、やり甲斐がある。この仕事にはマニュアルがない。過去のデータも経験も役に立たない時だってある。当たり前だ。塾にやって来る子供たちはみんな違うのだから。みんな、それぞれ個性を持っている。毎年、毎月、毎日が一期一会。同じ出会いなんて一つもない。いくらキャリアを積んでも、初めて会う子供には緊張する。新しい生徒たちとの出会いに「仕事慣れ」なんて全くない。いつも真剣、いつも誠意を持って接する。子供も大人も関係ない。ベテランも新人も関係ない。しかし、私は生まれ変わっても、また今の仕事をしていると思う。

ふと、私が今の仕事をしている理由は何だろうと考えてみた。私は小学生の頃は特に何の取り柄もない、ただフツーの、何でも平均点ばっかりの子供であった。可もなく不可もなくって感じであった。中学生になると、勉強よりも「勉強のやり方」を"発明"するのに夢中になった。勉強そっちのけで、俗に言う「How to 本」ような物ばかり読んでいた。そして、自分である勉強法を"発明"とかすると、上手くいくかどうか試すのである。実験台はもちろん自分。上手くいかなければ(成績が上がらなければ)、また手を加え改良して、次のテストで試すのである。遊んでいたわけではなかったが、「どうやったら楽をして成績をあげられるか」といういささか不純な動機であった。自分で考え出した勉強法になかなか満足せず、中2の半ばまでそんなことを繰り返していると、気が付けば自分の成績は、とんでもないことになっていた。当時、私が通っていた帯山中学校は、定期テストの成績表に折れ線の推移グラフを担任の先生が貼っていた。私の成績表はその折れ線グラフが上にはみ出していたのだ。もちろん、担任の先生が付け足して貼ったのだが、話はそれだけでは終わらなかった。私が勉強のやり方についてずっといつも研究しているということが校長先生の耳にも入り、「次回のPTA総会でその成果を保護者たちの前で話して欲しい」と言われてしまったのだ。結局、PTA総会では私の母が代わりに話すことになったが、私はすっかり学校からある意味"お墨付き"を頂いたと思い込み、ますます"研究"に身が入り、その後の高校入試では第一志望校には届きませんでした。しかし、おそらくその体験が今の仕事をしている理由の一つになっているかもしれません。

もしかしたら、私は中学生の時に今の仕事の礎を築き始めていたのかもしれません。私も今の中学生と同じ時期に、同じようなことを考え、今も相変わらず追い続けているので、今の中学生の気持ちはよく分かるような気がします。

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